2020年6月、日帰りでブンタウ(Vũng Tàu)に行ってきました。ブンタウはBa Ria Vung Tau省の首都で、港とビーチがあり、観光地として人気です。フランスに占領される前の砲台や、フランスの植民地時代の建築物が残っており歴史がある街でもあります。また、仏教の他に、キリスト教が信仰されており、街を見下ろす丘に巨大なキリスト像があります。
新型コロナウイルスの影響で2020年6月現在外国人観光客はベトナムに入国できないので、人が少ないためベトナムの国内を観光するにはいいタイミングです。この季節は火炎樹が咲き誇る季節でもあるため、海と花が両方楽しめました。

ホーチミンからブンタウは日帰りが可能です。ブンタウにはバスや船が使われます。今回私はFUTA Bus(Phuong Trang)を使いました。
FUTA BUSのホーチミンからブンタウのチケットは片道115,000ドン(2020年6月時点)、予約は電話で可能です(英語可能)。
FUTA BUSではホーチミンから1時間おきにブンタウ行きのバスが出ています。バスは1区の272 Đề Thámから出発しますので、発車時間の10分前くらいまでには到着しておくのが良いでしょう。
ホーチミンからブンタウは片道2時間半くらいですので、朝ホーチミンを出て、夜までにホーチミンに戻ってくることが可能です。


ブンタウについてからはバンに乗り換えて目的地まで送迎してくれるサービスがあります。相乗りのため時間がかかりますので、急ぐ方は自分でタクシーやGrabを使うのがいいかと思います。
ブンタウに着き、まずは「キリスト像(Tượng đài Chúa Kitô vua)」に行きました。このキリスト像はベトナムのカトリック団体によって1993年に建立されました。

キリスト像はブンタウの市街と海が見下ろせる山(Mount Nhỏ)の山頂にあるため、絶景が望めるスポットです。
エレベーターやゴンドラはないため、全て徒歩で丘を登りますので、ある程度体力が必要です。また、晴れている時は暑くて大量に汗をかくので、こまめな水分補給をして熱射病に気をつけてください。キリスト像までは2-3箇所休憩所がありますので、自分のペースで登りましょう。

キリスト像まで登ると、キリスト像の内部に入ることができます。キリスト像の肩の部分が空いていて、左右それぞれ4-5人くらいが顔を出せる構造になっています。そこからの景色は絶景ですが、高所恐怖症の方は気をつけてください。私はとても怖かったです。
キリスト像に入るにはノースリーブやミニスカートは禁止ですので気をつけましょう。
Futa Bus (Phương Trang)
電話:1900 6067(英語が通じます)
Website : https://futabus.vn/
ブンタウのキリスト像(Tượng đài Chúa Kitô vua)
住所:01, Bà Rịa – Vũng Tàu