
今日は納豆を手作りで作る方法を紹介します。ベトナムでは納豆は現地で食べられていないのでスーパーなどでの取り扱いはほぼなく、入手が簡単ではありません。デリバリーなどを使えば入手できますが、面倒。。ということで、手作りをしてみることにしました。案外うまくいったのでご紹介します。
注意1 温度について :今回ご紹介する私の納豆手作り条件は「ホーチミン市」で年間を通して平均25度程度であることをおしらせします。それよりも寒い気候の場所では、特に発酵段階での保温については工夫が必要かと思われますのでご留意ください。
注意2 食あたりについて:出来上がった納豆が異臭がするなどの場合は絶対に口にされないでください。
目次
ステップ1. 材料を用意する
材料はたったの2つです。
- 大豆 400-450g
- 市販の納豆(半パック)、または自分で作った納豆を同程度
私はベトナムに住んでいるので、スーパーでベトナム産の大豆が手に入ります。450gで21,000ドンと安いです。

ステップ2.大豆を水で戻す
大豆を一晩(8時間程度)水につけ、戻します。


ステップ3 大豆を茹でる
大豆を茹でます。私は圧力鍋を使わずに煮ますが大体3-4時間程度かかります。指で簡単に潰せるようになるくらいが出来上がりの目安です。

ステップ4 茹でた大豆に納豆(菌)を混ぜる
茹であがった大豆が熱いうちに、市販の納豆半ケースからを混ぜ、納豆菌が行き届くようにします。

ステップ5 .茹でた大豆を発酵させるため、保温する
熱湯消毒をしたプラスチック容器などに適当に分けます。雑菌が入らないように、素早く作業をします。
私は室温25度程度の環境で、写真のようにお湯で保温をしました。お湯を入れた容器と大豆を入れた容器の間にはタオルをはさみ、温度が上がりすぎないようにします。お湯は4時間おきに変えます。大豆が入った容器を触って人肌よりも少し高い程度(40-50度)であることを確認します。
また、大豆を入れた容器のフタと大豆の間にはキッチンペーパーをひき、酸素を提供し、余分な水分が大豆に残らないようにします。
この状態でダンボールなどに保管し、保温状態が続くようにします。
この状態を24時間続けます。

ステップ6. 発酵させた納豆を冷やす
24時間発酵させた大豆を、さらに24時間冷やして完成です!


完成です!市販よりも糸は引かないのですが、味が濃くて美味しいですよ!また、大豆でなくても黒豆などでも作り方は同じなので、現地で調達しやすい豆で作ってみると楽しいかと思います。
納豆が毎日たくさん食べたい海外在住の方はぜひ試してみてください。
