
ジャックフルーツとは
ジャックフルーツは日本語ではパラミツ(波羅蜜)、ベトナム語ではMít(ミッ)、英語ではジャックフルーツと呼ばれているクワ科パンノキ属の南国の果樹です。ベトナムを含む東南アジアで多く栽培されており、原産はインドからバングラデシュと考えられています。

ジャックフルーツの果実
幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は長さ70cm、幅40cm、重さ40-50kgに達することもあり、世界最大の果実といわれています。

ジャックフルーツの味
味はドリアンに少し似ていますが、そこまで匂いは強烈ではなく、あっさりしたドリアンという感じで、弾力がある食感です。適度な甘みがあります。
ジャックフルーツの栄養素
ジャックフルーツ100gあたりの栄養です
- 炭水化物…24g
- タンパク質…1.5g
- 脂質…0.3g
- ビタミンC…6.7mg
- マグネシウム…37mg
- カルシウム…34mg
- リン…36mg
- カリウム…303mg
ミネラルやビタミンが豊富に含まれており、栄養価が高い果物です。
ジャックフルーツの食べ方
ジャックフルーツは果実を剥いた形で生で食べます。ベトナムではスーパーで食用部分だけ剥いた状態で売られています。ドリアンよりも廉価で手に入りやすい果物で、ベトナム人も好んで食べます。
また、ジャックフルーツはドライフルーツやチップスなどの加工品としてもベトナム国内で多く食べられています。甘さが凝縮されており、美味しいです。最近はオーガニックのものもスーパーでは見かけるようになりました。

ベトナムでジャックフルーツを食べる機会があればぜひ試してください。
引用:Wikipedia