今日はベトナム南部の代表的な麺料理、フーティウ・ナムヴァンの紹介です。フーティウは米の乾麺を利用しており、コシのある味覚が楽しめます。具はエビ、豚のモツ、うずら卵が一般的で、スープは甘めです。

今日行ったのはホーチミンの1区にあるHủ Tiếu Nam Vang Thành Đạtと言うお店。ホーチミンのHu Tieuの超有名店です。こちらのお店では、汁あり(nước)と汁なし(khô)が選べます。一杯49,000ドン。私は汁ありを頼みました。具は一般的なフーティウと同じでえび、うずらの卵、豚のモツ。そこに春菊、レタス、もやしのトッピングを自由に乗せて召し上がります。スープは甘めですので、唐辛子を乗せると味がキリッとしてさらに美味しくなります!


「ナムヴァン」はベトナム語でカンボジアの首都プノンペンのことを言います。フーティウ・ナムヴァン(Hủ Tiếu Nam Vang)は、17世紀に中国人がカンボジアに持ち込んだクェティオウ(粿條)が、「クイティウ」としてカンボジアに広まり、ポル・ポト時代にベトナムに「フーティウ・ナンヴァン」(プノンペン風フーティウ)として持ち込まれたものだそうです。(参考:Wikipedia)

英語はおそらく通じませんが、メニューは汁ありと汁なししかないので、問題ないと思います。ホーチミンでフーティウを食べたい時には、オススメのお店です!
Hủ Tiếu Nam Vang Thành Đạt
住所:34 Cô Bắc, Phường Cầu Ông Lãnh, Quận 1, Hồ Chí Minh
24時間営業!